黒は、おしゃれにも、ベーシックにも使える万能カラーですが、日本人には似合う人が少ない色といわれています。
この記事では、黒が似合わない女性の特徴と、パーソナルカラーごとの、黒を似合わせるポイントも紹介します。
ベーシックな黒を着こなせば、おしゃれがさらに楽しくなりますよ!
毎日の着こなしに、この記事がお役に立てれば幸いです。
Contents
黒が着たいけれど、似合わない……。しっくりこない理由って?

黒は、ベーシックカラーと呼ばれるほど、定番で万能な色。
どんな服にも合わせやすいカラーですが、「なんだかしっくりこない」「似合わない」と感じる人も多いのです。
黒が似合わない理由を見ていきましょう。
日本人は黒が似合わない?
日本人は、髪、眉、眼が黒いため、黒を身に着けると、暗く見えてしまう人が多いです。
また、パーソナルカラーのなかで、黒が似合うのがブルーベースのウインター(冬)タイプですが、日本人は15%程度。
日本人は、もともと黒が似合うパーソナルカラーの人が少ないため、しっくりこない人が多いんですね。
自分が生まれ持った髪や肌、瞳の色から個人に似合う色を診断するものです。
青み系カラーが得意なブルーベースと、黄味が強い色が得意なイエローベースの2種類があり、さらにその中で、春・夏・秋・冬の4タイプに分類されます。
黒を着ると、老けて見える理由
黒を着ると、顔回りが重く、硬い印象になりがちです。
というのも、顔周りに黒をもってくると、お顔に反射する光が少なくなります。

光が少なくなると、顔にできる陰影が深くなるため、シワやほうれい線が目立ちやすくなり、老けて見えてしまう原因になります。
黒が似合わない女性の特徴と対策
黒が似合わない人は、こんな特徴があります。
- 薄い顔の人
- 童顔の人
ここでは、薄い顔の人、童顔の人はなぜ黒が似合いにくいのかと、黒をコーディネートに馴染ませるポイントを紹介します。
顔が薄い場合
黒は強い色なので、薄い顔立ちの人だと、顔が負けて見えてしまいやすいです。
薄顔の人が黒を着たいときは、老けて見える人と同様に、顔の近くに黒を持ってこないのがポイント。

黒を取り入れたいときは、こんなふうに、ボトムや小物で取り入れてみましょう!
トップスは、自分のパーソナルカラーに合うものを選ぶとより良いです。
顔が幼い場合
童顔の人が、大人っぽく見せたいからと黒をチョイスすると、かえって似合わなくなってしまうこともあります。

同じ黒でも、形やモチーフ、素材がガーリーなものを選びましょう。
顔の幼さをカバーしたいというときこそ、パーソナルカラーや骨格診断をヒントにすると良いかもしれません!
黒が似合わないパーソナルカラー
上記でも、パーソナルカラーがウインタータイプの人以外は、黒は似合いにくいと解説しました。
ベーシックな色なのに、似合わない人のほうが多いのは、なんだか意外に感じますが、黒はそれくらい強い色なんです。

ただ、ウインター以外の人が、コーディネートにまったく黒を使ってはダメ、ということではありません。
スプリング、サマー、オータムタイプの人が黒を着るときは、ちょっと工夫を加えるだけで、黒をなじませることができますよ。
ここからは、それぞれのパーソナルカラーが、黒を着こなすためのコツを紹介します。
黒が似合わないときの対策。カラータイプ別、着こなし術【ブルベ夏・冬】
青み系カラーが似合う、ブルーベース。
そのなかでも、サマータイプとウインタータイプで、似合う色は違います。

サマーは、青み系のなかでも淡い色が似合うタイプ。透明感があり、フェミニンな印象があります。
ウインターは、コントラストが強い配色が似合います。シャープで、かっこいい印象を持つタイプです。
ブルベ夏(サマー)の黒コーデ

ブルベ夏は、黒がとくに苦手なパーソナルカラー。反対に、パステルカラーがよく似合います。
もし、黒のアイテムを取り入れたいときは、ボトムなど顔から遠いアイテムにしたり、メインではない小物に取り入れたりするのがおすすめです。
どうしても黒をメインにしたいときは、チュールやシフォンなど、透け感のある素材のものを選ぶと似合わせやすいです。
ブルベ冬(ウインター)の黒コーデ

ブルベ冬は、コントラストが強い色が得意で、黒が似合うパーソナルカラー。
もし、「ブルベ冬なのに、黒が似合わない」と感じている人は、黒そのものが原因ではなく、コーディネートの配色が似合っていないのかもしれません。
黒も似合いますが、鮮やかな色も似合うので、黒とビビッドカラーの組み合わせもおすすめです!
ブルベ(夏・冬)タイプに似合う色・似合わない色と、服選びのコツ
黒が似合わない!カラータイプ別、着こなし術【イエベ春・秋】
イエローベースは、黄味がかった色が似合うタイプです。
イエベは、スプリングとオータムにわけられます。

スプリング(春)は、黄味がかった鮮やかな色が似合います。
オータム(秋)は、深みのある色が似合うタイプ。
ここからは、イエベ春と秋、それぞれの黒の着こなし方を紹介します。
イエベ春(スプリング)の黒コーデ

スプリングは、イエローベースの鮮やかな色が似合うタイプ。
パステルピンクやイエローなどの、華やかな色と黒を組み合わせるコーディネートがおすすめです。
ストールやハット、アウターなどをパステルカラーにしてみると、一気に似合わせることができますよ。
イエベ秋(オータム)の黒コーデ

オータムは、スプリングとは逆で、イエローベースでも濃いカラーが得意なタイプです。
ただし、濃い色といっても、くすみ系の色が得意で、真っ黒は苦手な傾向。
そのため、カーキやアイボリー、マスタードなどのくすみ系カラーと、黒の組み合わせがおすすめです。
ブルベ(夏・冬)タイプに似合う色・似合わない色と、服選びのコツ
おばさんは黒が似合わない…? 40代、似合わなくなったと感じたら

黒は老けて見える色なので、40代以降になってくると、似合わないと感じるようになります。
老けて見えてしまうという人は、黒をメインカラーにしないようにしましょう。
また、黒髪をやめて、やわらかい色のブラウンにするなど、すべてが真っ黒にならないように意識すると良いですよ。
アクセサリーを、華やかなものにすると、顔周りを華やかに魅せられます。
「何を着たらいいのかわからない……」スタイリストに、似合う服を選んでもらうサービスとは?
「色選びが苦手で、似合う服がわからない」
「若いころ着ていた色が似合わなくなった」
こんなふうに、自分の洋服選びに悩んだら、パーソナルスタイリングを利用してみるのもおすすめです。
パーソナルスタイリングとは、スタイリストが、あなたに似合う洋服を選んでくれるサービスのこと。
スタイリストは、芸能人や舞台に立つ人などが使うイメージがあるかもしれません。
最近は仕事着、婚活、年齢の変化など、さまざまな理由で洋服選びに悩んでいる人が、気軽に利用できるパーソナルスタイリングが注目されているのです。
いろいろなサービスが増えているのですが、今回おすすめしたいのは「DROBE」というサービス。
- 自分の好きなブランドや、着るテイストを登録する
- 情報をもとに、スタイリストが洋服を選び、自宅に発送される
- 届いた服を、実際に試着して購入するかどうか決める
- 欲しい服はそのまま購入、不要な服は返却
このように、スマホさえあれば、スタイリストさんが洋服を選んでくれます。
選んでもらった服はいちど着てみて、気に入ったら買い取れて、気に入らなかったら返却可能です。

洋服の買い物の失敗が減るし、今まで着なかった色の服に出会えるかもしれません。
スタイリストに選んでもらった服と似ているものを、プチプラで探す……なんて使い方も良いですね!
お試しで感覚でいちどだけ利用するのもOKです。詳しくはつぎのページを見てみてください。
まとめ
黒はベーシックな色ですが、日本人で似合う人は限られています。そのため、似合わないと感じる人は多いようです。
黒のアイテムが、全般的に似合わない人は、顔が童顔だったり、薄い傾向があります。

また、パーソナルカラーが春・夏・秋の人は、似合いにくいので、黒いアイテムは、顔から離れたアイテムで取り入れるのがポイント。
パーソナルカラー冬なのに、黒のアイテムが似合わないというときは、コーディネートと合っていないのかもしれません。
この記事を読むと、黒は難しい色という印象がついてしまうかもしれませんが、コーディネートを引き締めてくれる色でもあります。
上手に取り入れれば、ワンランク上のおしゃれができるようになりますよ。
ぜひ、上手に色と付き合って、おしゃれの幅を広げましょう。
ライター紹介

働く女性や、子育てで時間がないママの強い味方「ファッションレンタル」。結婚式やパーティーの気分を盛り上げる「ドレスレンタル」。PETAL(ペタル)編集部では、さまざまな洋服レンタルの紹介と、洋服の悩みを解決するTIPSをお届けします!