「ハイネックが似合わない」と感じるのは、骨格が原因かもしれません。
この記事では、ハイネックが似合わない骨格タイプと、その理由について解説します。
また、骨格以外が理由で、ハイネックが似合わない場合も。その理由と対策についても、紹介します。
似合わないからと、ハイネックを諦める必要はありません!
自分に似合うアイテムや着こなし方を見つけて、おしゃれの幅を広げましょう。
Contents
骨格診断の特徴を、簡単におさらい
最近、ファッション誌やSNSなどで見かける骨格診断。
もともと持った体型や肌質から、大きく3種類の骨格タイプに分けられます。
骨格タイプを知っておくと、自分に似合うファッションを見つけやすくなりますよ。
骨格は「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプ
![骨格診断3タイプのイメージ](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/01/kokkaku-sindan.png)
骨格診断は、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプにわけられます。
それぞれのタイプの違いを見ていきましょう。
- 筋肉質で体に凹凸の多い、グラマラス体型な「骨格ストレート」
- 曲線的で女性らしい、ソフトな印象の「骨格ウェーブ」
- シャープなボディーラインで、すらっとした「骨格ナチュラル」
この骨格タイプは、痩せたり太ったりしても変わりません。そのため、知っておくと今後も洋服選びの参考になりますよ。
まずは自分の骨格の特徴を理解しておきましょう!
ここからは、それぞれの骨格タイプについて詳しく紹介していきます。
筋肉質で、グラマラスな骨格ストレート
骨格ストレートは、筋肉が付きやすく、メリハリがあり、健康的な印象を持つ骨格タイプです。
![骨格ストレート](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/01/straight.png)
骨格ストレートは、全身で見たときに、上半身にボリュームがあります。
バストやヒップの位置が高く、肌にツヤがあるのも特徴です。
骨格ストレートは、体に凹凸があり、グラマラスで健康的な骨格。
存在感があり、女優さんに多いとされています。
曲線的で女性らしい骨格ウェーブ
曲線的なボディーラインを持つ、フェミニンな骨格タイプが骨格ウェーブ。
![ウェーブの特徴](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/01/wave.png)
筋肉がつきにくく、脂肪がつきやすいため、肩や関節が丸みを帯びていて、フェミニンな印象を与えます。
また、ウェーブは全身で見たときに、上半身が華奢で、下半身にボリュームがあります。
鎖骨や、手首や足首が細いのも。骨格ウェーブが華奢に見える理由のひとつ。
ふんわりと、やわらかな雰囲気が魅力で、アイドルや日本のモデルに多いとされています。
シャープですらりとした、骨格ナチュラル
骨格ナチュラルは、上下のバランスが良く、すらりとした体型です。
![ナチュラルの特徴](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/01/natural.png)
筋肉も脂肪もつきにくいぶん、鎖骨や肘、膝など関節が目立ち、フレーム感が強いです。
また、手足が長いのも、骨格ナチュラルがすらりとして見える理由のひとつ。
ユニセックスなアイテムや、ボリューミーなコーディネートも着こなせるタイプです。
骨格ナチュラルは、モード系のモデルに多く、洗練された雰囲気があります。
ハイネックが似合わない骨格はストレート。その理由とは?
![秋冬のグレーコーデ](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/04/gray-coat.png)
ハイネックが苦手なのは、骨格ストレートの人が多いです。
なぜ、骨格ストレートが似合いにくいのか、原因を見ていきましょう。
首の短さが強調されてしまう
骨格ストレートは、他の骨格タイプと比べて首が短い傾向にあります。
ハイネックは首元が目立つ襟のデザインのため、短い首を強調してしまいます。
そのため、首が短い骨格ストレートが着ると、ずんぐりとして見えてしまうんですね。
上半身のボリュームが、強調されてしまう
骨格ストレートは、上半身にボリュームがあるので、Vネックなどの開いた襟が似合いやすいタイプです。
反面、ハイネックは襟に装飾があるため、首元にボリュームが出ます。
![ハイネックとジャケットのコーデ](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/03/suits4_R.png)
ボリュームのある上半身を、より重たく見せてしまう原因になるんですね。
でも、骨格ストレートだからハイネックを諦めなくてはいけないのかというと、そんなことはありません。
ここからは、骨格ストレート向けの、ハイネックの選び方について紹介します。
骨格ストレートが、ハイネックを着るときのポイント
ハイネックが苦手な骨格ストレート。
つぎのようなポイントを意識してアイテムを選んだり、コーディネートをすると、似合わせることができます。
- ハリのある素材を使ったものを選ぶ
- Iラインを意識したコーディネートにする
- ロングネックレスをつける
骨格ストレートが、ハイネックを似合わせるポイントについて、詳しく解説します。
ハリのある素材を使ったものを選ぶ
骨格ストレートは、肌にハリがあるので、素材もハリのあるものを選ぶと肌なじみがいいです。
おすすめは、カットソー素材やパリッとした素材です。
![ハイゲージニット](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/02/knit5_R.png)
縦ラインを強調する、すっきりした編み方のニットもおすすめ。
逆に、網目のざっくりしたニットや、シフォンなどのふんわりした素材は避けましょう。
Iラインを意識したコーディネートにする
骨格ストレートは、胸やヒップがあるぶん、横にボリュームがあるように見えやすいです。
そのため、縦のラインを意識すると、横に広がってみえるのを防いでくれますよ。
![ツイードスカートの女性](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2021/05/tweed_skirt.png)
縦のラインを強めるには、つぎのような方法があります。
- ストライプ柄のアイテムを取り入れる
- ボトムをタイトスカートにする
- アウターをチェスターコートにする
他の部分でバランスがとれれば、一部に苦手なアイテムがあっても、気にならなくなりますよ。
ロングネックレスをつける
縦のラインを強調させるのに、ロングネックレスをつける方法があります。
短めのネックレスは首周りのボリュームを強調させてしまいますが、ネックレスが長いとそのぶん目線が下にさがります。
ハイネック以外に関わらず、骨格ストレートと相性のいいアイテムなんです!
![エアークローゼットのアクセサリーオプションで届いたネックレス](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2020/09/accessories-opption.jpg)
骨格ストレートは、ちょっと大きめの、一粒タイプのネックレスがおすすめです。
ここまで、骨格ストレートのハイネックのコーディネートについて紹介してきましたが、ウェーブやナチュラルについても見ていきましょう。
骨格ウェーブに似合うハイネックの選び方
上半身が華奢な、骨格ウェーブにとって、ハイネックは得意アイテム。
とくに、裾丈が短めのものが似合います。
![](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/09/knit-tops-gray.png)
ボトムスはミニスカートやショートパンツ、スキニーなどのタイトなものを合わせると、骨格ウェーブに合ったコーディネートになりますよ。
骨格ナチュラルに似合うハイネックの選び方
骨格ナチュラルは、ボリュームのあるコーデが得意。
布の量が多い服が似合うので、首まで覆うハイネックが似合うタイプです。
![厚手ニットの女性](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2022/02/knit3_R.png)
骨格ナチュラルは、ゆったりしたサイズ感のもの、カジュアルなデザインなものが似合います。
ゆったり×ゆったりが得意なので、ボトムスも、ロング丈のボリューミーなものを合わせるのがおすすめです!
骨格診断以外の、ハイネックが似合わない理由
実は、ストレート以外の骨格タイプでも、ハイネックが似合わないと感じるケースもあります。
そのときは、次のような理由が考えられます。
- 胸の大きい人
- 肩幅が広い人
- 首が太い人
- 丸顔の人
ハイネックは、胸の大きさや肩幅の広さ、首の太さを強調してしまいます。
また、首が詰まっているので、丸顔を強調としてしまいます。
逆に、上半身が華奢な人は、似合いやすいです。
もし「ハイネックが似合っていない」と感じる人は、つぎの方法を試してみてください。
- 首元がぴったりしているものではなく、ゆったりしているものを選ぶ
- 襟ができるだけ短めのものを選ぶ
顔周りを強調しないこと、できるだけ詰まって見せないようにするのがポイントです!
まとめ
ハイネックが似合わないと感じる人は、骨格ストレートに多いです。
タートルネックやハイネックを着たいときは、似合う素材を取り入れたり、縦のラインを強調したりして、バランスをとるのがおすすめです。
また、骨格以外でも、肩幅や胸の大きさ、顔の形などで似合わないこともあります。
その場合は、サイズ感や、襟元の丈感を意識して「詰まって見せない」「ボリューム感を抑える」のを意識してみてください!
選び方やコーディネート次第で、似合わないと思っていたアイテムが似合うことも。
似合わないからとあきらめず、ひと工夫くわえて、おしゃれの幅を広げてみてください!
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ライター紹介
![PETAL編集部](https://www.petal-woman.jp/wp-content/uploads/2020/09/2020-09-08-11.11.07.jpg)
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